政府が紙幣の肖像を変える準備に入ったことが明らかになり、話題を呼んでいます。
肖像画の変更は、2004年以来となります。
今回は、新しく一万円札の肖像のモデルになる人物や、現在の一万円札から、新しいデザインにはいつ変わるのかなどについて調べたことをお伝えします。
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現在の一万円札や歴代の肖像画をチェック!
現在の一万円札は、ご存知のとおり『福沢諭吉』ですよね!
では、現在の一万円札の前は誰がモデルだったかわかりますか?
実は・・・
『福沢諭吉』なんです(笑)
というのも、現在の一万円札は三代目で、2004年11月から発行され、二代目の『福沢諭吉』は、1984年に発行されました。
同じなのかと思いきや、裏面のデザインが少し違うんです!
こちらは、二代目の一万円札のデザインです。デザインの鳥がキジなのが分かりますよね。
二代目一万円札
続いて、こちらは現在の一万円札です。こちらは、平等院の鳳凰像が描かれています。
三代目一万円札
そして、初代の一万円札のモデルとなった人物は・・・
『聖徳太子』です!!!
初代一万円札のオモテ
初代一万円札のウラ
歴史上の人物ということで、若い世代にも名前は知られているとは思いますが、このデザインの一万円札は今は出回っていないようですね。
こちらも鳥のデザインは、『鳳凰』となっています。
ちなみにこちらのお札ですが、現在どのくらいの価値がついているのか気になって調べてみました。
一般的な相場は、1万円~1万7千円とのことで意外にも低いですよね(笑)
ただ、未使用だったりと保存状態がよいものにおいては、少し価値があがるようです!
また、数字が1だったり、ぞろ目、アルファベットは同じなどなど、プレミア紙幣の場合は価値が跳ね上がるとのことですので、お持ちの方は確認してみてはいかがでしょうか?
新一万円札のモデルになった人物は誰?
新一万円札の肖像画になる人物は、『渋沢栄一(しぶさわ えいいち)』です。
- 1840年3月16日生まれで91歳で死去
- 江戸時代の武士、官僚、実業家
- 正二位勲一等子爵で雅号は青淵(せいえん)
渋沢さんは、「日本の資本主義の父」とされ、第一国立銀行(現在のみずほ銀行)など数多くの企業を創立した人物です。
その他には、一橋大学、東京経済大学、東京証券取引所など多種多様な企業・学校のの設立や経営にも関わっていました。
なんとその数、5000以上といわれています。
なかなかのやり手だったということですね(笑)
新一万円札はいつから発行される?デザイン画像は?
さて、新一万円札についてですが、どうしてこのタイミングだったのでしょうか・・・
本来、紙幣は偽造防止のため10~20年ごとに変更することになっているとのことで、前回から20年後となる2024年頃をめどに変更されるようです。
発行日など詳しいことは、現時点ではわかっていません。
また、新一万円札のデザインですが、こちらは発表されましたね!
ぱっと見た感じですが、数字が大きいのは見やすさを重視したのでしょうか・・・?
少し、おもちゃっぽくも見えてしまうのは私だけでしょうか(笑)
偽造防止ということで、印刷もかなり高度な技術が盛り込まれることも予想されますね!
また、合わせて千円札・五千円札・500円硬貨も一新されるようです。
まとめ
一万円札の肖像画の変更・デザインの一新ということで、『渋沢栄一』さんが新一万円札の肖像画に決まりました。
合わせて千円札や5千円札・500円効果も変更となり、これらは2024年頃をめどに変更されるということです。
元号も変わるということもあり、新紙幣・新硬貨の発行が待ち遠しいですね!