暑くなってきて、夏野菜が美味しい季節。
しかし夏場は食べ物が傷みやすくなってしまう季節でもありますよね。
そんな夏野菜の保存方法ついて、迷ってしまう人もいるのではないでしょうか?
適切な保存方法を知って、野菜を長持ちさせちょいましょう。
今回は、夏野菜の保存方法や、常温保存・冷蔵庫保存の、鮮度が長持ちするコツをご紹介します!
夏野菜の保存方法【鮮度が長持ちする】コツを紹介!
『野菜室なら大丈夫だろう!』と、つい野菜をそのまま冷蔵庫に入れて保存してしまいがちですが、野菜の中には常温保存が向いている野菜と、冷蔵庫に保存した方がいい野菜があります。
その上、冷蔵庫にそのままの状態でただ入れてしまうだけだと、野菜の水分が失われやすく、あっという間に鮮度が落ちてすぐに悪くなってしまいます。
夏野菜の鮮度が長持ちするコツとして、【常温でOKなもの】と、【冷蔵庫に入れた方がよいもの】があります。
その野菜を簡単にまとめたので、ご紹介します!
常温保存OKな野菜
- トマト(まだ完全に熟れていないものに限る)
- ズッキーニ
- ゴーヤ
冷蔵庫に保存の野菜
- なす
- きゅうり
- ピーマン
- パプリカ
- オクラ
- とうもろこし
- 大葉(しそ)
- みょうが
夏野菜の保存方法【常温】に適した野菜を紹介!
先ほど紹介した常温保存OKな夏野菜の【保存方法やコツ】を具体的に紹介していきますね!
トマト
- 冷気に弱く、室温が20℃くらいなら常温保存可能。
- それ以上暑いときは冷蔵庫がオススメ。
ズッキーニ
- キッチンペーパーや新聞紙で1本ずつズッキーニを包んで風通しのいい冷暗所に置いて保存。
- 1週間ほど保存できます。
- 包丁で切ってしまったズッキーニは、冷蔵または冷凍保存の方が長持ちします。
ゴーヤ
- 常温保存で1〜2日くらい持ちます。
- 室温が28℃以上になる場合は、冷蔵や冷凍で保存がオススメ。
夏野菜を【常温保存】する時の便利グッズを紹介!
次に、夏野菜を常温保存するときの便利グッズを紹介していきますね!
ベジネット
ネット上に紐がついていて吊るして使えるネットのこと。
根菜類などの常温保存の野菜をネットに入れ、風通しの良い場所に吊るしておくと野菜が傷みにくくなります。
ベジタブルストッカー
カゴやザル、ネットなどの野菜の保存に適した便利グッズのことをベジタブルストッカーといいます。
野菜を冷蔵庫で保存しない場合は、どこにどうやって置いておこうかと悩んだときは、ベジタブルストッカーの出番です!
特に、麻のジュート袋のベジタブルストッカーは、遮光性や通気性がよく、根菜の保存に最適!
その上、英字などが印刷されていてとてもおしゃれ!
そのまま吊るして使っても、カゴに入れて使っても、インテリアとして馴染むのでおしゃれに、スッキリ保存することができます!
通気性が良いカゴやザルも、野菜の保存に最適です。
北欧風のカゴに英字新聞などを敷いて使えば、見た目もおしゃれになりますよ♪
また、麻紐で編んだ様なネットのバッグであれば、伸び縮みもするのでたくさん収納できます!
ベジタブルストッカーは100均でも手に入りますし、色々な物があるのでみなさんもお気に入りを見つけてみて下さいね。
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夏野菜の保存方法【冷蔵庫】に適した野菜を紹介!
次に、冷蔵庫で保存するときの夏野菜の保存方法のコツを具体的に紹介していきますね!
トマト
- 室温が20℃以上のときは冷蔵庫に保存。
- 1つずつキッチンペーパーに包んでポリ袋などに入れ、冷気が直接当たらない所で保存。
ゴーヤ
- 種とワタを取り出し切り口にキッチンペーパーなどをかぶせてラップで包みます。
- 切り口を下にし、野菜室で保存。
- 野菜室で約1週間~10日ほど保存可能で、冷凍なら約1カ月もちます。
なす
- 表面に水気があるときはしっかり拭き取ってから、1本ずつペーパーに包んでジッパー付きの袋に入れる
- ヘタを上にして野菜室で保存。
きゅうり
- 最適な保存温度は、やや高めの10〜15℃。
- 表面を良く拭き取り、新聞紙やキッチンペーパーなどに1本ずつ包んで、野菜室に保存。
- ヘタが上になるように立てて保存。
- 保存期間の目安は10〜14日。
ピーマン
- 表面の水分をとってポリ袋などに入れて、野菜室で保存。
パプリカ
- 10~14℃が適温なので野菜室に保存。
- 冷凍すると1ヶ月ほど保存できるので冷凍保存もオススメ!
冷凍保存の場合は、使いやすい大きさに切って、中の種やワタを取り除き水分を良く拭き取り、保存袋などに入れて冷凍保存して下さい。
オクラ
- キッチンペーパーなどに包んで、ポリ袋にいれて野菜室で保存。
コップなどにオクラのヘタの部分が浸かるように水を入れ、そこにオクラをヘタを下にして立てた状態でコップに入れ野菜室で保存すると、1週間は大丈夫です。
とうもろこし
- 冷蔵保存でも賞味期限が2〜3日。
生でも、茹でても日持ちは一緒なので、できるかぎり早めに食べましょう!
大葉(しそ)
- 冷蔵で約2~3週間保存可能ですが、冷凍保存なら、約1~3カ月もちます。
- 瓶などに大葉の軸が少し浸るくらいの水を入れ、そこに軸を下にして大葉を入れ蓋をして野菜室で保存。
水に浸すのは軸だけなので、大葉の葉は水が浸からないように注意し、2〜3日に1回水を取り替えてください。
みょうが
- キッチンペーパーなどを水で軽く湿らせて、みょうがを包んでビニール袋に入れ冷蔵保存
- 2〜3日保存できる
夏野菜を【冷蔵庫保存】する時の便利グッズを紹介!
次に、夏野菜を冷蔵庫で保存するときの便利グッズを紹介しますね!
ベジマジ冷蔵庫収納野菜スタンド“たてる”。
これは野菜を立てた状態で収納でき、2つのパーツに分かれていてるので、太いなすびやきゅうり、アスパラ、オクラ、ミョウガ、などの細いものまで立てて収納できる優れもの!
また、冷蔵庫の野菜室はもちろんですが、ドアポケットにも収納できるほどスリムなのも嬉しいポイント!
ベジマジ 野菜ラップ“つつむ”
こちらは野菜をつつんで冷蔵庫で使う物で、新聞紙に包むのに抵抗があるという人や新聞紙が手元にない時にもオススメ。
この布には、殺菌効果をもつ梅炭和紙が内側に施されているので、菌の繁殖を抑える効果もあります。
汚れたら洗濯機で洗えるので、何度も使えて経済的ですね!
- 野菜フレッシュキーパー
これはキャベツ・レタス・白菜などの葉物野菜の芯に刺すことで、鮮度をキープしてくれる物。
セリアなどの100均で手頃に手に入るのも魅力的!
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100均でも色々な専用の容器が売っていますが、わざわざ買うのはもったいない・・・というときは、上部3分の1くらいを切ったペットボトルなどを野菜室に入れておけば、そこにきゅうりなどを立てて保存ができるのでオススメです!
まとめ
今回は夏野菜の保存方法についてお伝えしました。
これからの季節は生野菜を食べることも増えてきますよね。
生野菜こそ鮮度が命!
鮮度を保つために『野菜はどんな物も野菜室へ!』と、なんでもそのまま入れてしまうと言うのは、少し間違っていたことがわかったと思います。
保存には温度も、保存方法も重要になります。
野菜の保存方法として、自然の状態に近い形で保存することが、鮮度長持ちのポイントです。
また、紹介した便利グッズを上手に活用して、みなさんも素敵な野菜生活を送ってみましょう!