文化勲章を授与された日本の写真家、田沼 武能(たぬま たけよし)さん。
2020年2月25日放送の『徹子の部屋』には奥様と一緒に出演予定です。
90を過ぎた現在でも現役写真家として活躍している田沼さんですが、なんと奥様は24歳年下なんだとか。
今回は、田沼武能さんのプロフィールや家族について、年収や作品の評判をご紹介します。
- 田沼武能は91歳の現役写真家
- 田沼武能の妻は24歳年下の歯科医
- 田沼武能の年収は1000万円近くと予想
- 田沼武能は写真家として初めて文化勲章を受章
以下、田沼武能さんについて詳しくご紹介していきます。
田沼武能のwiki風プロフィールを紹介!
引用元:https://www.crevis.co.jp/topics/index.php?cate=3
本名:田沼 武能(たぬま たけよし)
職業:写真家
生年月日:1929年2月18日
年齢:91歳(2020年2月現在)
出身地:東京府東京市(現・東京都台東区浅草)
出身校:東京写真工業専門学校(東京工芸大学の前身)
東京府東京市出身の田沼さん。
東京府は東京都の前身で、東京市というのは今の23区のことをいうそうです。
実家は写真館で、田沼さんは6人兄弟の次男として誕生します。
元々写真家になりたいと思っていたわけではなかったそうで、建築家を目指して早稲田大学の建築科へ進むために早稲田第一高等学院を受験しました。
しかし、軍事教練で中学校に来ていた教官に反抗的な態度をしたため、「素行不良」と内申書に書かれてしまい一次試験で落ちてしまったそうです。
今では考えられないですよね(>_<)
その後戦争が始まりましたが、終戦後に再び早稲田第一高等学院を受験したもののまた不合格。
建築家の夢は諦めて東京写真工業専門学校(現・東京工芸大学)で写真家を目指しました。
卒業後はサンニュース・フォトスに入社し、現在はフリーの写真家として活躍しています。
これまでの受賞歴と栄典
これまで数々の賞を受賞している田沼さん。
- 1975年:第25回日本写真協会年度賞
- 1979年:モービル児童文化賞
- 1985年:第33回菊池寛賞
- 1988年:第38回日本写真協会年度賞
- 1994年:第44回日本写真協会年度賞
- 2020年:2019年度朝日賞特別賞
この他にも長年の功績が称えられました。
- 1990年:(平成2年) 紫綬褒章
- 2003年:(平成15年) 文化功労者
- 2019年:(令和元年) 文化勲章
現在は世界の子供を中心に、世界の現状を発信しています。
当時は子供の写真を撮るなんて…と子供の写真を撮ることに賛同する人が少なかったんですが、世界の子供を撮ることでその国の情勢が伝わることに気づいたそうです。
1984年から2014年までの30年間は、黒柳徹子さんのユニセフ親善大使就任後の親善訪問に毎回同行して子供たちの写真を撮っていたそうです。
田沼武能の家族(嫁・息子)を画像で紹介!
世界中を飛び回っていた田沼さんは結婚がちょっと遅く50歳の時でした。
しかしお相手は当時26歳という、24歳差の年の差夫婦だったんです。
奥様は田沼 敦子(たぬま あつこ)さんというそうで、歯科医でありながら料理研究家の顔も持っているんです☆
引用元:http://www.unzenkankohotel.com/news/details.php?logkey=1346326138
本名:田沼 敦子(たぬま あつこ)
生年月日:非公開
年齢:67歳(2020年2月現在)
職業:歯科医(歯科医院院長)/健康咀嚼指導士/料理研究家
歯科医でありながら料理も得意という敦子さんは咀嚼指導士という資格も持っていて、田沼さんに出す食事には噛むことを意識した食事が多いんだそう。
噛むことで健康を保っているようです☆
田沼さんは敦子さんとの間に息子がふたりいることを公言しています。
隠すつもりはなかったそうなのですが、芸能人でもないのにわざわざ自ら発信するのも…と思い、特に家族について周りに話していなかったそうです。
すると当時の週刊誌に「隠し妻子あり」と書かれてしまったんだとか(>_<)
ふたりのお子さんについては詳細がないため画像などもみつけられませんでした。
両親は写真家、歯科医、料理家と様々な職業をされているのでどれかしらに影響を受けた職業についているかもしれませんね。
こちらは詳細が分かり次第追記していきます。
田沼武能の年収は?
気になる田沼さんの年収ですが、やはり公開されていません。
写真家(カメラマン)の年収って、ピンキリで予想が難しいんです(>_<)
- カメラマンの平均年収は440万円
- 大手出版社勤務だと450万円以上
- フリーのカメラマンは1000万円以上稼ぐこともある
- 東京勤務のカメラマンの平均年収は600万円以上
これだけでは田沼さんの年収を予想しづらいですね(^^;)
田沼さんはフリーの写真家で、個展や本の出版もあることから上記のフリーのカメラマンに近いのかなと予想して1000万円近く稼いでいるのではないでしょうか。
こちらも新しい情報が入りましたら追記していきます!
田沼武能の作品の評判は?
写真家として70年以上活動をしている田沼さん。
これまでに発表した主な作品をご紹介します。
ユニセフ親善大使(黒柳徹子)に同行
黒柳徹子さんと元々親交があったという田沼さんは黒柳さんがユニセフ親善大使に就任すると聞き、「費用は自分で出すからぜひ僕も一緒に行かせてほしい」と申し入れ、1984年のタンザニア訪問から同行しています。
引用元:http://blog.livedoor.jp/ozawa0616/archives/23737269.html
これまでに黒柳さんが行ったユニセフの活動の様子や出版された本の写真はすべて田沼さんの撮影によるものだったんですね。
黒柳さんからも、田沼さんの世界平和へ対する姿勢が評価されています。
『LIFE』の写真家として活躍
田沼さんは『LIFE』という写真を中心としたアメリカの雑誌と1965年に契約します。
そこで世界情勢を撮影したことが、上記の黒柳さんのユニセフ同行に繋がったようです。
引用元:https://www.photo-asahi.com/event/49/
戦後を生きる子供たちの写真を中心に写真展も開催されています。
子供たちを「かわいそう」と表現するのではなく「元気に生きる」様子を写したものが多く、明るく希望が持てる作品と評価されています。
世界中の子供たちの平和を願う
「子供は社会を映し出す鏡」という考えから「命ある限り、世界中の子供たちの写真を撮り続けたい」と語るなど、未来ある子供たちへの希望を寄せる田沼さん。
引用元:https://chofu.keizai.biz/headline/116/
世界中の子供を撮り続けることがライフワークとなった田沼さんは、その功績が認められて紫綬褒章など名誉ある章を受章されています。
現在91歳という高齢になりましたが、まだまだ元気なようで今後も平和を願う優しい作品が見られそうですね。
最後までご覧いただきありがとうございました(*^-^*)