宮崎駿監督の平成最後の長編作品と言われる『風立ちぬ』が再び金曜ロードショーで放送されることが決まりましたね!
今回は、映画に出てくる『草軽ホテル』が実在するのかという疑問や、モデルとなった場所について映画の内容にも触れながらお伝えしたいと思います!
『風立ちぬ』は実話だった!原作は?
『風立ちぬ』の公式HPにもあるように、この映画は『堀越二郎』という実在する人物の半生を描いた作品となっています。
そして、この作品の原作の元となるのは小説家『堀辰雄』さんの『風立ちぬ』です。
大絶賛する人がいた一方、「話がいまいちよく分からない」という声もあり、賛否が分かれたことでも話題を呼びました。
原作自体は、宮崎駿監督が自ら描いた『風立ちぬ』のマンガが原作とのことで、その全9話が収められているのが、『風立ちぬ 宮崎駿の妄想カムバック』です。
漫画のストーリーと大方同じですが、全く違う部分もあります。
ネタバレすると、主人公である『堀越二郎』を含めた大半の登場人物の顔が『豚』なんです(笑)
は!?と思いますよね(笑)
幼少期の二郎は子豚として描かれ、成長して人間らしくはなるけれども、鼻は豚のままという・・・
宮崎駿監督って、お茶目ですよね(笑)
『風立ちぬ』が好きな方も、いまいちよく分からなかったという方も、ぜひこちらの原作を読んでみてください!!!
ますますこの映画が好きになること間違いなしです!!!
『草軽ホテル』は実在する?モデルとなった場所はどこ?
『風立ちぬ』の舞台の一つとして挙げるなら、まっさきに出てくるのは、予告シーンにも出てくる堀越二郎と里見菜穂子が再開したホテルですよね!
映画では『草軽ホテル』という名前で登場します。
一瞬、『となりのトトロ』に出てくる小学校を連想したのは私だけでしょうか?(笑)
この『草軽ホテル』 は、軽井沢に実在するホテルがモデルとなっているんです!!!
『万平ホテル』という名前で、外観はこんな感じです!
なんと、この万平ホテルは由緒正しきホテルでこれまで、東郷平八郎、室生犀星、堀辰雄、ウォルター・ウェストンなど、昭和期には三島由紀夫やジョン・レノンなど、多くの著名人が宿泊したことでも有名です。
『風立ちぬ』で二郎と菜穂子が再会した『草軽ホテル』のモデルになったホテルです! |
老舗のホテルですが、宿泊料金は比較的リーズナブルですので、ぜひともこの機会に宿泊してみてはいかがですか?
『草軽ホテル』のモデルは他にもあった!?
草軽ホテルのモデルとして、先述の『万平ホテル』を挙げましたが、調べているとどうやら他にもモデルとなったホテルがあるようです!
もう一つの舞台として噂をされているのが、『上高地帝国ホテル』です。
こちらのホテルは1933年開業で、現在の建物は1977年に新築されたそうですが、開業当時の外観を忠実に再現しているとのことです。
先ほど草軽ホテルと、確かによく似ていますね!
また、モデルとしてもう一つ噂をされているのが『旧三笠ホテル』です。
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女子旅@軽井沢 小学校時代の友達との珍道中。笑いっぱなしでシワ増えたかも〜????あー楽しかった。 #軽井沢 #旧三笠ホテル #日本聖公会軽井沢ショー記念礼拝堂 #フランスベーカリー
こちらも確かによく似ていますよね!
こちらは、現在は宿泊はできませんが、見学などはできます!
- 所在地:長野県北佐久郡軽井沢町大字軽井沢1339-342
- TEL:0267-42-7072
- 開館時間:9時~17時 (入館は16時30分まで)
- 休館日:年末年始
- 入館料:大人400円、子ども200円※乳幼児は無料
まとめ
今回は、宮崎駿監督の平成最後の長編作品と言われている『風立ちぬ』に出てくる『草軽ホテル』についてお伝えしました。
モデルになったと思われるホテルは3つありましたが、どれも雰囲気などがよく似ていましたね!
軽井沢へお出かけの際は、ぜひ足を運んでみてはいかがですか?